マンガ『妊娠したら死にたくなった 産褥期精神病』を読んで感じたこと|出産は“心”も命がけ

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妊娠・出産は幸せなこと。
そう思っていたけれど、この作品を読んで「本当はそれだけじゃない」と気づかされました。

妊娠や出産って、「幸せの象徴」として語られることが多いですよね。
でも実際には、体も心も想像以上にダメージを受けることがあります。

私自身、育児をしている中で「出産って大変だったな」とは思っていましたが、『妊娠したら死にたくなった 産褥期精神病』を読んで、改めて「妊娠・出産は命がけなんだ」と実感しました。

タイトルはかなり衝撃的ですが、読むことで知識として学べることがたくさんあります。
今回は、作品の概要と、読んで感じたことをレビュー紹介します。

『妊娠したら死にたくなった 産褥期精神病』とは?

SNSでも話題になったこの作品は、作者自身が、出産後に精神病を発症した実体験をもとに描いたコミックエッセイです。
可愛らしい「育児あるあるマンガ」とはまったく違い、心の変化や体の限界、そして周囲の支援の大切さをリアルに描いています。

読んでいて楽しいタイプの作品ではありませんが、
「こんな病気があるんだ」「産後うつや産褥期精神病ってこういう経過をたどるんだ」と、知識として理解できる貴重な1冊でした。

『妊娠したら死にたくなった 産褥期精神病』あらすじ(ネタバレなし)

結婚・妊娠・出産と順調に進んでいくはずだった主人公。
しかし、出産後まもなく、彼女の心と体に少しずつ異変が起こり始めます。
「眠れない」「涙が止まらない」「赤ちゃんが怖い」——。
それでも「母親だから頑張らなきゃ」と自分を追い詰めていくうちに、気づけば心のバランスを崩してしまうのです。

症状は悪化していき、勝手に動き出す足、突然やってくるナゾの恐怖感、死への衝動…、自分ではどうすることもできない数々の体の不調。
マタニティーブルーではとても説明できない原因不明の症状に翻弄された作者が、実体験を元に描く驚愕のストーリーです。

作品では、そんな “産後の心の不調”がどのように訪れ、周囲はどう対応したのか が丁寧に描かれています。
決して怖い話ではなく、「現実にこうしたことが起こり得る」ということを知るきっかけになる物語です。

『妊娠したら死にたくなった 産褥期精神病』を読んで感じたこと

「産後うつ」は聞いたことがありましたが、「産褥期精神病」は初めて聞いたので、
実際にどんな症状なのか、どんなきっかけで発症するのかまったく知りませんでした。

この作品を通して、誰にでも起こりうる病気であること、そして早く気づいて支援を受けることが大切だと学びました。

読んでいて一番印象に残ったのは、妊娠・出産は本当に命がけだということ
体の変化だけでなく、ホルモンバランスや睡眠不足などが重なり、心にも大きな負担がかかります。

「産んだら幸せいっぱい」ではなく、現実にはママの心と体が限界まで頑張っていることを改めて感じました。

作品の中では、夫や家族、医療関係者のサポートがいかに大切かも描かれています。
「何かしてあげたいけれど、どうすればいいかわからない」という人にも、“寄り添うヒント”が見つかると思います。

『妊娠したら死にたくなった 産褥期精神病』はどこで読める?1冊目は無料で読める!

『妊娠したら死にたくなった 産褥期精神病』は、全6巻電子書籍でも紙の本でも購入できます。

なんとebookjapan や Amazon Kindle版 なら 1冊目は電子版が無料 で読めます!
気になる方は電子版で試し読みしてみてください♪

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まとめ:妊娠・出産を「学ぶ視点」で読んでほしい

正直、私自身がこの本を手に取ったとき、ここまで深い内容だとは思っていませんでした。
読み終えて感じたのは、
「こんな病気があるんだ」
そして、「妊娠・出産は命がけで、体だけでなく心にも大きなダメージを受けることを改めて認識した」ということ。

特に、すべてのママが笑顔でいられるわけではないという現実を、
静かに、でもしっかりと伝えてくれる一冊です。
知っておくことで、自分や周りの人を守る準備ができると思います。

これから妊娠・出産を控えている方、育児中の方、またはパートナーの立場にある方にも、ぜひ一度読んでほしい作品です。
知ることが、いちばんの支えになるかもしれません。

以上、最後までお読みいただきありがとうございました。

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