2025年12月9日に放送された「ハロー!ちびっこモンスター」。
今回のテーマは、兄弟・姉妹育児をしているママパパなら「これ、めちゃくちゃわかる…!」と共感してしまう 『つい言ってしまう“お姉ちゃんなんだから”』 というお悩みでした。
3歳の長女・立花(りっか)ちゃんと、1歳3か月の妹・風香(ふうか)ちゃん。
年齢差ゆえの遊びのズレ、上の子の甘えたい気持ち、そして“つい強く言ってしまう自分”…。
どのシーンも、同じ子育てをしている身として胸がギュッとした回でした。
そして最後はママの涙にもらい泣き…。
今回もてぃ先生のアドバイスはすぐ取り入れたくなるものばかりでしたので、放送内容をわかりやすくまとめていきますね!
番組の基本情報
- 放送日:2025年12月9日午後7:00~7:30
- 再放送:12月11日(木)午後4:30〜5:00
- タイトル:「つい言ってしまう『お姉ちゃんなんだから』」
登場したご家族
- 長女:立花(りっか)ちゃん(3歳)
- 次女:風香(ふうか)ちゃん(1歳3ヶ月)
- ママ:里咲さん(専業主婦)
- パパ:英昭さん(メーカー勤務)
今回のお悩み
① お姉ちゃんが妹を嫌がってしまう
・おもちゃを取ってしまったり
・時には手が出てしまうことも
ママは「下の子が悪くても手が出ると上の子を叱ってしまう…」と悩み、
つい 『お姉ちゃんなんだから優しくしなさい』 と言ってしまう自分に落ち込むことも。
② 勝手にお菓子を食べてしまう
注意してもぐずってしまうので結局お菓子をあげてしまうというお悩みです。
あるあるですよね。もう面倒だからあげてしまえ!となっちゃいます😅
これで静かにしてくれるなら安いもんだ…みたいな。笑
でもこれが何度も起きてしまうと困ります。。
子どもからしたら泣けばもらえるとも思っちゃいますよね。
さらに、転勤で引っ越してきたばかりで、育児を気軽に相談できる相手もおらず、
「自分の育児ってどうなんだろう…」とママはモヤモヤしているそうです。
年齢差で“遊びのズレ”が起きるのは当然
冒頭のてぃ先生の話がすでに「なるほど〜」でした。
- 3歳の立花ちゃん … 想像遊びができる
- 1歳の風香ちゃん … 直感的に動く
例えば、
目の前のドーナツを「お店屋さんごっこのドーナツ」と想像して遊ぶ立花ちゃん。
しかし風香ちゃんにとっては「美味しそう!取る!」と直感で手が伸びてしまう。
→ 年齢的に、そもそも仲良く一緒に遊ぶのはまだ難しい
ママが「なんでうまく遊べないんだろう」と悩む必要はなく、
発達段階として自然な姿なんだと教えてくれました。
“お菓子を欲しがる”本当の理由は…?

ママが洗濯物を干している間、立花ちゃんは「アイス食べたい!」とぐずり出します。
この様子を見たてぃ先生は次のように分析します。
「これは“アイスが食べたい”というより、楽しい遊びが見つからない状態」
- 熱中できる遊びが見つからない
↓ - 欲求が溜まる
↓ - 食欲に転換する
大人でも「暇だからなんとなく冷蔵庫開けちゃう」こと、ありますよね。まさにそれ。
解決策は…『最初の3分を一緒に遊ぶ』
てぃ先生は、
「3分でも5分でもいいので、まずはママと一緒に遊ぶ時間を作ってあげてください」
とアドバイスをします。
少し一緒に遊ぶ → 「見てもらえた」という安心感 → 自分でも遊べる→ ママは家事へ
実際に立花ちゃんも、ママと一緒にお絵描きしたことで気持ちが満たされ、
アイス要求も自然となくなりました。
ポイント:妹の名前は禁句
ぐずったお姉ちゃんに対してママは
「風香ちゃんは台所でごはん作ってるよ?(おままごとのこと)一緒にやる?」
と声を掛けますが、これについててぃ先生はこう言います。
ここで妹の名前を出すのは禁句。
無意識に妹の名前を出す行為がこういうシチュエーションにおいては
“妹と自分を比べられている”と感じてしまい、もっと卑屈になってしまいます。
これにはなるほど~と思いましたね。私も無意識にやっています。。
上の子にひとり遊びをしてほしい…
家事をしたいママは、二人に子ども部屋で遊んでほしいものの、やはり一緒にはうまくいかない…。
そこでてぃ先生は、下の子を子ども部屋から出して、上の子にひとり遊びをしてもらうように提案。
ここで、てぃ先生からおたすけアイテムが贈られました!
見守り強化アイテム「ペンライト」が登場!

忙しいと、“一人で遊べている上の子”への声かけがつい減ってしまいがち。
そこで登場したおたすけアイテムは… 『ペンライト』
応援するように
「りっかちゃーん!ひとりで遊んでえらーい!大好きだよー!」
とアイドルを応援するように声をかけるだけで、上の子は「ママに見てもらえてる!」と安心。
すると
- 一人遊びが続く
- 甘えたい気持ちが満たされる
- 余裕が生まれ、妹にも優しくできる
今回もその効果がばっちり出ていました!
てぃ先生は、
こまめにお子さんに声をかけてあげることってとても大事なんですが、忙しいパパママは忘れてしまいがち。そんなときはこういう小道具を使ってみると、お子さんも「ちゃんと自分に目を向けてくれてる」と理解しやすくなります。
とコメントしていました✨
お昼ごはん&“遊び食べ”のお悩み
今回のごはんさんのレシピは「お米でモチモチ!ごはんチヂミ」
ポリ袋に全部入れてもみもみ!あとは焼くだけの簡単レシピ🌟
そして立花ちゃんもパクパク食べていましたよ!
→ごはんさんのレシピはNHKの公式サイトに掲載されています♪
ぜひチェックしてみてください!
最初は順調に食べていたものの、途中で遊び始めてしまい、ママは困惑。
ここでもてぃ先生の解説がとても優しくて深い…。
遊び食べは“悪いこと”じゃない

てぃ先生:
「せっかく食べることに興味を持っても、遊び始めると止められてしまう。
それが繰り返されていくと食事自体に興味を持てなくなってしまいます。
どんな専門家も言いますが「遊び食べは十分にさせてください」ということ。
遊び食べでも十分に経験してきた子の方が「食事は楽しい」となります。」
これは多くのママが救われる言葉ではないでしょうか…。
遊び食べ自体は悪いことじゃないと分かっていても、
自分で一生懸命作ったごはんを残されると、
どうしても心にダメージが。。。
そういう気持ちもあって、
同じくらいの年齢の子を育てているママたちの間で
名前を聞くことが多いのが、幼児向けの冷凍宅食【モグモ】です。
冷凍で用意できる分、
残されても「まあ今日はそんな日か」と
気持ちの切り替えがしやすい、
ひとつの選択肢として気になっています。
毎日使わなくても、
「しんどい日の逃げ道」があるだけで、
気持ちが少しラクになる気がします。
赤ちゃん返りは“欲求のかたまり”
ママのお膝に座って「バブバブ」になる立花ちゃん。
てぃ先生:
「いまは1歳だと思ってステップ1からやり直す感覚で」
「三歩進んで二歩下がる。それが子どもの成長です」
“戻る”のはダメなことではなく、むしろ正常。
戻ったら、こちらも一緒に戻ってまた一緒に成長していこう、というあたたかいメッセージでした。
モニタリング終了後 ママの涙
最後、てぃ先生がママに伝えた言葉。
「今日見て、現状やっていることがママ100点満点。まずは自分の子育てに自信を持ってほしい」
ママは涙を浮かべながら…
- 「ちゃんとできてるのかなと不安だった」
- 「怒ってばかりの毎日で…」
- 「いまのままで頑張ってると言ってもらえて嬉しかった」
と話していました。
このシーン、本当に胸が熱くなりました…。というか一緒に泣いた。。
<感想>兄弟育児って、“気持ちの取りこぼし”に気づけるかどうか

見ていて「わかる…」の連続でした。
兄弟がいると、どうしても上の子に「しっかりしてほしい」
「なんでできるのにやらないの!」と思ってしまいませんか?
でもそれって、親が上の子に“甘えてしまっている”んですよね。
今回のてぃ先生の言葉で改めて感じたのは、
上の子の気持ちを満たすと、心に余裕が生まれて、妹や弟にも優しくできるということ。
実際、うちの長男も
「大好きだよ」「かっこいいね」と声をかけると照れくさいけど嬉しそうにして、
そのあと次男に優しくできたりするんです。
兄弟育児で悩んでいるママたち、
みんな本当に毎日がんばってますよね。
少しでも「いまのままで大丈夫だよ」と伝わればいいなと思いながらこの記事を書きました。
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