平日ワンオペでがんばるママにとって、
“パパに子どもを任せられたら…”って本当に大きな安心につながりますよね。
でも実際には、
「うまく遊んであげられない」
「子どもに嫌がられる」
「ついスマホ触っちゃう…」
そんなパパも少なくなくて、夫婦のモヤモヤの原因になりがち。
今回のハロー!ちびっこモンスターでは、
「パパが心配で任せられない」というママのお悩みに、
てぃ先生が“パパも子どもも笑顔になれる関わり方”をアドバイスしてくれていました。
同じ兄弟を育てる身として、すごく刺さる回でした…!
今回登場したご家族
- 兄:凱楽(かいら)くん 3歳8ヶ月
- 弟:敬楽(きょうら)くん 2歳7ヶ月
- ママ:ほたるさん
- パパ:いずほさん
共働き家庭で、平日の育児はほとんどママが担当。
その中で、「パパに任せたいけれど心配…」という悩みが積み重なっている状態でした。
ママの悩み①:兄弟ケンカが絶えない…

おもちゃの取り合いでケンカが頻発。
弟くんが怒って噛みついてしまうこともあり、ママはどう対処していいのかわからない…。
兄弟ケンカのないご家庭ってあるのでしょうか…?
みんな抱えている悩みだと思います。
仲裁するにもどちらかの肩を持ってしまったり、
子どもたちが納得できるような解決の仕方はあるのでしょうか。
ママの悩み②:パパに任せられない
・パパに「家事をするから子どもたちを見てて」と頼んでも、スマホを見たり寝てしまったり…。
・実はパパ本人も「関わりたい気持ちはあるけど、うまく遊べなくて自信がない」。
こういうパパ、多いと思います。
“嫌がられた経験”って意外と深く残るんですよね。
でもママとしては、パパが子どもたちと楽しく遊んでくれたら安心して任せられますよね!
◆ モニタリング開始!パパと子どもだけの時間
お着替えをしてほしくて声かけをしても反応ナシの兄弟…。
てぃ先生が「普段やっていないのがダダもれですね」と言っていたのが印象的でした。笑
そして家事をしつつ、ちょっとゴロゴロ&スマホ。
これ、責める気持ちとわかる気持ちが両方ある…😂!
そんな中、ママからヘルプボタンが発動。
「パパにもっと子どもと向き合ってほしい」という訴えに、
てぃ先生がおたすけアイテムを授けてくれました。
おたすけアイテム①「ネームプレート遊び」

子どもたちに「パパにどう遊んでほしい?」と意見を聞き、
それを紙に書いてパパの胸に貼るというもの。
- 「運転手さんになって」
- 「スーパーの店員さんやって」
など、“パパも役割を演じることで関わりやすくなる”アイテムです!
パパはさっそく「電車の運転手さん」役に挑戦しますが、
…だれも来ない。笑
MCの野々村さんの
「パパの遊びに信頼と実績がないから誰も寄ってこない」
には思わず笑ってしまいました…😂
てぃ先生のアドバイス:パパは“待つ”が大事
無理に子どもの輪に入りにいくより、
パパが1人で楽しそうに遊び続けることが大切。
子どもが来るまで、パパは“待つ”が大事。
無理に入り込まないほうがうまくいく。
パパが一人でコツコツ遊び続けていると…
弟くんからスーッと寄ってきて、一緒に遊べるように!
「押しつけて遊ぶ」のではなく、
「パパはここにいて、いつでも一緒に遊べるよ」という姿勢が大切なんだと感じました。
兄弟ケンカ発生!弟が噛んでしまって大泣き

おもちゃを触ろうとしたお兄ちゃんに対し、弟くんが怒って噛んでしまう。
パパは注意するも、弟くんは泣いてしまい、どうしていいかわからず…。
ここで再びママがヘルプボタン。
「こういうとき弟にどう寄り添えばいいのかわからない」という相談でした。
おたすけアイテム②「おはなしをきいてくれる駅」
てぃ先生が紹介したのは、
“ふたりの思いを整理してあげるためのボード”。
使い方は…
- 子どもが落ち着いて話せる場所で
- 兄弟それぞれの気持ちをしっかり聞く
- パパが代弁してあげて、お互いの考えが通じ合うように翻訳してあげる
- 「お兄ちゃんはこうしたかったんだね」
- 「弟くんはこれがイヤだったんだね」
たとえ叩いたり噛んだりした子でも、
そこに至った思いが必ずある。
「“なんで叩いたの?”だけでは解決しない」
「話を聞いてもらえるだけで子どもは安心する」
てぃ先生のこの言葉、胸に刺さりました…。
パパが丁寧に気持ちを聞いてあげると、
ふたりとも落ち着きを取り戻しました。
てぃ先生のアドバイス:気持ちを引き出して代弁してあげる

ママパパが見ていないところで、突然兄弟けんかが始まってしまうことって、どのおうちでも “あるある” ですよね。そんなとき、てぃ先生が話していたポイントがとてもわかりやすかったのでご紹介します。
まず大切なのは、子どもが安心して話せる場所をつくってあげること。
リビングの一角でもいいので、「ここでお話ししようね」と落ち着ける場所に誘導してあげると、子ども自身も心を整理しやすくなるそうです。
そしてもうひとつは、最後までしっかり話を聞くこと。
つい「なんで叩いたの?」「どうして噛んだの?」と事実確認から入ってしまいがちですが、てぃ先生はここに注意してほしいと言っていました。
特に気をつけたいのが、加害者・被害者を決めないこと。
外から見ると一方的に見えるケンカでも、子どもには子どもなりの「そうせざるを得なかった理由」や「伝えたかった気持ち」が必ずあるんですよね。
そのため、
「○○くんはこうしたかったんだね」
「△△ちゃんはこうされるのがイヤだったんだね」
と 代弁してあげること がとても大切なんだそうです。
そして、たとえ子どもが筋の通らないことを言っていたとしても、
話を遮らずに最後まで聞くことがポイント。
「ちゃんと聞いてもらえた」と感じるだけで、子どもは驚くほど心が落ち着きやすくなるそうです。
てぃ先生は、
「子どもがつらいときにどう寄り添うかで、親子の信頼関係は大きく変わる」
とお話されていました。
この言葉は本当に胸に刺さりました。
“正しく導く” よりも前に、まず “気持ちを受け止めてもらえる安心感” があること。
そこが兄弟ケンカの仲裁だけでなく、子育て全体の土台なんだなぁと感じました。
感想

正直、
“子どもとうまく遊べないパパ”って珍しくないんじゃないかな…?
今回のパパも、決して関わりたくないわけじゃなくて、
「うまくできない」という不安のほうが大きかったんですよね。
てぃ先生が言っていた
「子どもが辛いときにいかに寄り添えるかどうかで、親子の信頼関係が変わる」
という言葉がすごく印象に残りました。
我が家も2歳差兄弟なので下の子の自我が強くなれば兄弟ケンカも始まると思いますが、
どちらか一方だけを叱るのではなく、
“ふたりの気持ちを丁寧に聞いてあげる”って本当に大切だなと再確認。
そして今回のパパが、
嫌がることを無理にしたりせず、
ちゃんと子どもたちの様子を見ながら関わっていたのがとても素敵だなと感じました✨
関わり方がわかるだけで親子の関係がグッと縮まる姿を見ることができました!
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