我が家の長男は生後5カ月から離乳食を始めて、何の問題もなく口を開け、何をあげても一生懸命食べていたので、次男もそうだろうと勝手に思っていました…。
次男の離乳食は、「離乳食めんどうだな~」「ちょうどGWで帰省もあるし、ずらして6カ月から始めよ~」なんて軽い気持ちで始めました。
「さ~、10倍粥ですよ~」っとスプーンを口に運ぶが、口が開かない。
何とか口に入れても「まずぅ~もういりませ~ん」と、二度と開かないお口…。
その後もお粥以外にかぼちゃ・にんじん・じゃがいも・バナナなど試すがどれもダメ。
「ま、まぁ今日はそんな気分じゃなかったんだよね?明日は違うよね??」
「そのうち食べるでしょ!」「どうせ食べないし、今日は忙しいしやらないでいいや~」
というのが1カ月くらい続き、6・7カ月検診で小児科の先生に言われました。
「そろそろ母乳・ミルクでは栄養が偏り、特に鉄分不足になるのでもう少し頑張ってください。」
小児科の先生に言われてしまったらさすがにやばいと思い、ここから真剣に取り組み始めました…。
口を開けない7カ月次男が離乳食を食べるようになるまで、どう対策したか失敗も含めてご紹介します。
お粥の固さを変える
手始めにお粥の固さを変えました。
すでに7カ月で離乳食中期になっていたので、10倍粥より7倍粥でもいいかなと思い変えました。
が、食べませんでした。
そんな簡単な問題ではないようで、試しに5倍粥やふつうのごはんもあげてみましたが、食べません。
スプーンを変える
初めはプラスチックのスプーンを使っていましたが、シリコンやステンレスなどに変えて試しました。
結果は、食べませんでした。
最初こそスプーンに興味を持ち、手に取ろうとしますが、『食べたい』には繋がりませんでした。
スプーンは持たせても安心な短いシリコンタイプやお箸の持ち方に移行しやすいものなどいろいろ持っていますが、ゆくゆく使いやすいのはエジソンママのスプーンフォークでした。
エジソンママ スプーンフォーク
エジソンママのスプーンは、平らな先端がお皿の底にフィットするので最後までキレイにすくえます。フォークは麺が滑り落ちにくくなっていて、食べにくい麺類もしっかりキャッチしてくれます。
上からでも下からでも持ちやすい取っ手は、成長に合わせて正しい持ち方をサポートしてくれるようです。
お兄ちゃんがエジソンママのスプーンフォークを愛用していて、特に麺類は自分でキレイに食べています。
ドードル(doddl)スプーンフォーク
ドードルのスプーンフォークも持っていますが、こちらもお兄ちゃんが使っていて、教えなくても自然とお箸の持ち方に移行できそうな形で持ち手を握っています。柄が短いので自分で掬うのも口に運ぶのもやりやすそうです!利き手も関係なく、右手でも左手でも使えるので安心です。
ただ、深めのお皿などには不向きで、食べている途中にお皿に置いておきにくいのが難点。
汚れるのが苦手な長男は、柄の部分が汚れると嫌がるので、途中で置いたときに食べ物が付くのが難しいところ。
特に深皿に入った麺類なんて食べにくいですね。
笑わせて口を開ける
笑わせて口が開いた隙にパクっと食べさせる。
これは夫のやり方ですが、「まだ食べるということがわからないから、それを覚えてもらう」ということでした。
これで完食する日もありましたが、結果的にスプーンを見るだけで嫌がるようになりました…。
おかげでまた口を開けてくれなくなり、信頼関係も崩れたように思います…。
個人的には絶対におすすめしたくない方法です。
手づかみさせる
スプーンを見るだけで嫌になってしまったので、食べなくてもいいから食材を手で触って、遊びのように食事を楽しい時間にしてほしいと思い、歯茎で潰せる固さのにんじんやさつまいもを5ミリ角程度に切ったものや、赤ちゃんせんべいを机においてみたりしました。
すると、なんでも口に入れたい盛りの次男は、自ら食べ物を口に運びました。
これのおかげで、口に食べ物を入れることに対する嫌悪感が少し軽減されたような気がします。
もちろん机の周りは食べこぼしだらけなので、後片付けが億劫な方は、事前に防水マットやビニールシートと養生テープがくっついたシートを引くと後片付けが楽になりますよ。
ベビーフードを取り入れる
我が家の答えはベビーフードでした。
ドラックストアでベビーフードをいくつか買ってきて、あげてみたら、まー食べるんですよ。
特にお気に入りだったのがキューピーの5カ月からあげられる「トマトとりんご」です。
そのままあげてもいいし、お粥に混ぜてあげるとパクパク食べました。
そこから食べることを覚えた次男は、ベビーフードはもちろん、母の作るものでも食べるようになりました。
ベビーフード様様です!!なぜもっと早く取り入れなかったのか!!
さらに赤ちゃんファーストでいただいたベビースムージーも次男はお気に入りです。
ちょっと物足りないときなどにデザート代わりにあげています。
3歳の偏食気味な上の子も、弟のおこぼれで飲んでいますが、おいしいと喜びます。
無添加なのが嬉しいですね♪
まとめ
離乳食は栄養を重視しがちですが、「食べる」ことを好きにさせるのが重要なのかもしれません。
そして、無理やり口に入れたりすると、食事の時間が嫌いになってしまうので絶対におすすめしません。
一生懸命裏ごししたり刻んだり出汁を取ってみたり…やってみてもうまくいかないと本当にへこみますよね…。
いまはベビーフードというとっても便利なパパママの味方があるので、少しでも食材を捨てることの悲しみを減らすためにも、ベビーフードに頼ってみるといいかもしれません。
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