ハロー!ちびっこモンスター「ひとりで待てない」お悩みに役立つ!今日からできる声かけ&関わり方

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Eテレ

2025年11月18日19時放送 Eテレ「ハロー!ちびっこモンスター」

今回のテーマは「ひとりで待てなくて困っちゃう!」ということで、
「家事中に待てない」「ひとり遊びが続かない」「お菓子が欲しくて行動を拒否してしまう」
というお悩みを抱えるパパママと2歳6ヶ月の女の子が登場しました。

「ちょっと待っててね」「すぐ戻るよ」
これを伝えても、子どもにとっては「不安」になる時間。
今日の放送では、そんな気持ちに寄り添いながら
子どもが 自然と待てるようになる工夫 が紹介されていました。

特に今回は “待つ力は我慢ではなく安心感から育つ” という点が心に残りました。

同じ悩みを抱えるご家庭の参考になればと思い、気づきをまとめましたのでぜひチェックしてみてください!

登場したご家族

  • 凪ちゃん(2歳6ヶ月)/おままごとが大好きで天真爛漫な女の子
  • ママ:平日仕事+帰宅後育児・家事
  • パパ:協力して育児をしている様子

お子さんの特徴

  • ママやパパが大好き
  • 常に近くで関わっていたい
  • 自分でできることも「ママと一緒」が安心ポイント
  • お菓子のご褒美をきっかけに行動に移ることも多い

こうした姿はまさに 「発達の途中」 であり、
できる・できないより大切なのは 安心して挑戦できる環境づくり なのだと感じました。

今回のお悩み・ママの困りごと

放送ではこんなシーンが紹介されていました。

  • 料理中に「抱っこ〜」「いっしょに遊ぼう〜」と泣いてキッチンへ来てしまう
  • “手を洗う“ひとつとっても、お菓子がもらえないと動けない
  • 食事では「自分で食べられない」と大号泣
  • パパママがトイレに行くと怒ってしまう

どのお悩みも2歳児にはあるあるの内容ですよね。
我が家の4歳の長男でも時々あるくらいです…😅

特に家事が進まないのはママパパの大きな負担になりますよね。
思うように家事が進まずイライラしてしまったり…。

このお悩みについて、てぃ先生はどんなアドバイスをしたのかご紹介します!

てぃ先生のアドバイス

「欲しい気持ちを否定しない」チケット作戦

子どもが「〇〇したい」「欲しい」と言った時、
大人はつい「今はダメ!」と否定してしまいがち。

でも、てぃ先生はこう整理していました。

欲求を押し込めると、子どもの中で要求がどんどん大きくなる
“未来に叶えられる約束”に変換してあげることが大事

そこで登場したのが “チケット”

お子さんが食べたいと言ったものをチケットに書いて、
「今は食べられないけどあとでチケットをくれたら食べられるよ」と渡します。

ポイント:

  • 欲求そのものを否定せず、いったん「受け止める」
  • “今は叶えられない” ではなく “あとで叶う” と伝える
  • チケットにより気持ちが整理しやすくなる

→ 凪ちゃんは安心し、気持ちが落ち着いていました。
この方法は 「我慢」ではなく「希望」を残す仕組み なのが素敵ですよね。

この方法は 癇癪予防・安心感形成・見通しづくり に役立つと感じました。

「待つ練習は短い時間から」短時間のタイマー

凪ちゃんが泣いてしまった場面で、
てぃ先生が提案していたのは ”成功体験の積み上げ”

使うものは「キッチンタイマー」!
やり方はとてもシンプルで…

  1. タイマーを 数秒〜短時間 に設定
  2. ママはその間だけ離れる
  3. タイマーが鳴ったら 絶対に戻る
  4. できたら大きく褒める
  5. 少しずつ時間を伸ばす

凪ちゃんはこの方法でママを待つことができるようになっていき、
最後はごきげんで待っていて、ママは家事を終えることができました✨

ポイント:

  • まずは成功体験を生みやすい短い秒数(例:5秒)
  • タイマーが鳴ったら必ず戻る(約束の信頼構築)
  • できたら言葉でしっかり肯定的に伝える

これは 待つトレーニング ではなく、
「ママは必ず戻る」という安心の定着 に近いと感じました。

「食べるのが楽しみになる仕掛け」動物カード

食事中も不安になり泣いてしまった凪ちゃん。
そこで登場したのが 食事を遊びに変える「動物カード」

例としてこんな活用が紹介されていました:

  • 「ライオンさん」の真似をして食べてみよう!
  • 「うさぎさん」みたいににんじん食べられるかな?

ポイントは、
「食べさせる」ではなく「食べたくなる環境づくり」

さらに、ただ食べるだけでなく
好きな動物を選ぶ=意思決定の成功体験 にも繋がるところが素敵です。

視聴して感じたこと

「ひとりで遊んで待つ」って、大人が思っているよりずっとハードルの高いことなんだなと感じました。

特に、子どもにとって “ちょっと待っててね” という言葉は、どれくらいの時間なのか目安がないから不安になりやすいんですよね。

今回の放送を見て、改めて “待つ力”は自然に身につくものではなく、安心感と成功体験の積み重ねで育つもの なんだと感じました。

また、今回の“タイマー作戦”は 「必ず音が鳴る → ママは戻ってくる」 という安心感につながるのがすごくよかったです。
時間の感覚を身につける練習にもなりそうだし、
待てたことで 「できた!」 という成功体験も積み重ねられるところが魅力だなと感じました。

まとめ

今回の学びをひとことで表すと…

✨ 子どもはワガママなのではなく、不安を言葉にできていないだけ ✨

そして、その不安に対し
「安心できる仕組み・未来への約束・選べる環境」を作ること
これが今回の本質だったのではないかと思います。

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