毎月ユニークな楽曲が登場する『おかあさんといっしょ』の月うた。
2025年11月の月うたのタイトルは「タト・テツチをしんじるかい」。
先月の曲はインドな楽曲でインパクトがすごかったですが、今月はアフリカが舞台となる思わず口ずさみたくなるようなリズミカルな作品になっています。
作詞作曲者やアニメーション制作者が誰なのかについて、ご紹介したいと思います!
「タト・テツチをしんじるかい」の作詞・作曲・編曲は誰?

まずは、「タト・テツチをしんじるかい」の作詞・作曲は誰が行ったのかご紹介します。
作詞:亀山 空
作曲:まつなみ りか
作詞者:亀山 空さん
作詞を担当したのは亀山 空(かめやま・そら)さん。
子どもたちの想像力をくすぐるような言葉選びと、やさしく包み込むようなメッセージが魅力。
日常の中にある「何気ないリズム」や「言葉の響きの面白さ」を丁寧に拾い上げる作風で知られています。
「タトテツチ」という言葉自体にはおそらく特定の意味がありません。
ですが、口に出してみるとなんだか楽しくて、元気が出てくる。
そんな“言葉そのものを遊ぶ楽しさ”が、この歌の一番の魅力です。
作曲者:まつなみ りかさん
作曲はまつなみ りかさん。
明るくテンポのよいメロディーが特徴で、耳にするだけで自然と体が動いてしまいそう!
小さな子でも覚えやすく、一緒に歌いたくなるような曲に仕上がっています。
「音の響き」を生かすために、メロディもリズミカルに構成されており、
言葉遊びと音のリズムがぴったりマッチしています。
まさに“声に出して歌って楽しい曲”ですね!
「タト・テツチをしんじるかい」のアニメーションは誰が担当した?

カラフルでリズミカルな映像も、この曲の大きな魅力のひとつです。
アニメーション:名取 祐一郎さん
アニメーションを手がけたのは名取祐一郎(なとり・ゆういちろう)さん。
名取さんと言えば、「ぼよよん行進曲」のアニメーションを担当されたことが有名ですね。
ユーモアたっぷりで温かみのあるタッチが印象的で、
「タトテツチ」という不思議な言葉の世界を、よりカラフルで楽しいものにしています。
カタチや色がリズムにのって動くようなアニメーションは、
子どもたちの想像力を刺激しますね♪
映像の中では、リズムに合わせてキャラクターやモチーフが変化し、
まるで音が形になって踊っているよう。
音と映像が一体となって“ことばの世界を体で感じる”作品になっています。
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「タト・テツチをしんじるかい」を聴いた視聴者の反応

放送直後からSNSでは話題に!
やっぱり今日から新しい月歌だった!
— 今日子@39w3d→4y (@20200123kyoko) November 2, 2025
タトテツチ!
先月はインド色強かったけど、今月はアフリカが舞台の歌なのね。
そしてアニメ!名取さんの!
今回の歌は優しい雰囲気で好きだな〜。#おかあさんといっしょ #おかいつ
タトテツチって何か意味があるのかな?どこかの言葉かな?って調べたけどわからぬ🤔
— 佐月 (@hebiayame) November 2, 2025
変拍子が楽しい曲だね!
音声しか聞いてないときはタトテツチをずっと土だと思い込んでた
— りょう 👶 (@rrrryyy139) November 3, 2025
人名だったのね!
そんで“海は皆溢れ”って言ってたのか!
聞き取り間違えてた
今月も面白い歌だね✨ https://t.co/wlm5Gkk9AZ
「どういう意味?」と不思議に思う方が多くいました。
歌詞を読み解くのが楽しいですね!
「タト・テツチをしんじるかい」の歌詞の考察
繰り返しのリズムが心地よく、「音の響き」そのものを楽しめる歌詞構成。
ことばあそびを通して、子どもたちが自然にリズム感や発音を身につけられるような工夫が感じられます。
筆者の考察①:「アフリカにも海はある」に感じたこと
歌詞の中で印象的だったのが、「アフリカにも うみはある」という一節。
一見すると、地理の話のようにも聞こえますが、
よく考えるととても詩的で、深い意味を含んでいるように感じました。
子ども目線で見れば、
「世界にはいろんな場所があって、どこにも海があるんだ!」という発見のよろこび。
でも、少し視点を変えると——
“海”は命を生み出すもの、“アフリカ”は生命のはじまりの地。
そう考えると、これは
「どんな場所にも命の海があり、すべてがつながっている」
というメッセージにも思えるのです。
「タト・テツチ」という曲全体が“はじまり”や“自然”をテーマにしているように感じられるだけに、
このフレーズはその世界観を象徴する言葉なのかもしれませんね!
筆者の考察②:「海」と「土」に込められた意味

「うみは みなこぼれ のこったのは つちだけさ」という一節は、
一見「海がなくなってしまった」ようにも聞こえますが、
よく読むと“終わり”ではなく“はじまり”を描いているようにも感じられます。
海はすべてを包み込む“命の源”であり、
その海がこぼれたあとに現れる“土”は、命を育む大地。
つまりこの歌詞は、
「世界が生まれ変わり、また新しい命が芽吹く」
という“創生の物語”を静かに描いているのかもしれません。
そしてタイトルの「タト・テツチ」も、
どこの言葉とも言い切れない不思議な響きですが、
“人の名前”のようでもあり、“世界そのもの”を表す象徴のようでもあります。
まるで、「タト・テツチ」という存在が
“すべての始まり”を見つめているような——そんな印象すら受けます。
おかあさんといっしょの月うたとしては異色なほど壮大で、
それでいて子どもにも“やさしく響く”詩とメロディ。
この楽曲には、
「世界の根っこ」や「命の循環」を感じさせる力が そっと込められているのかもしれませんね。
※曲はNHK公式サイトまたは配信サービスから視聴できます。
(出典:NHK「おかあさんといっしょ」)
おわりに

2025年11月の月のうた「タトテ・ツチをしんじるかい」は、言葉の響きとリズムの面白さを感じられる一曲。
おうちでも自然と口ずさみたくなる、元気いっぱいの歌です。
毎朝の時間を明るく彩ってくれるこの曲、ぜひ親子で楽しんでみてくださいね。
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